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  MASADA ACR 調整01 - 2011年12月31日

みなさんこんにちは。もうすぐ2012年ですね。

いっつも思うんですが、12/31が1/1に変わる瞬間って、そんなにめでたい瞬間なんかなぁと思います。
ニンゲンが決めた「年」が「月」「日」「時」とかの、わかりやすい上位の単位だからですかね。
まあ、みんなが乗っかるから私も乗っかるんですが。お祭り見るの好きだし。

さて、先日書いたMASADA ACRをカスタムしました。開発コードネームは「Hidemune(秀宗)」に決定です。

分解してみると、ホント細かいところが初期ロットとだいぶ変わってました。互換性はありそうですが。それはおいおい書いていきます。

まずはフィールドストリップで分解できるところまで分解し、メカボが入っているロアフレームを取り出します。
ネジ3本でメカボが取り出せるのでスゲー楽です。AR系のくせに5分でメカボ摘出できます。

MASADA ACR 調整01

MASADA ACR 調整01


相変わらずメカボを開かなくてもバネ交換が出来たり、モーターホルダー式だったりして、メカボまでアダプティブでコンバットな感じですが、モーターがはんだ付けされているので、ここの交換だけは大変です。
あとね、一見Ver2のガワをVer3に改良した形をしてます。これって、ちょっと加工したらVer2使えるんじゃね!?とか思ってやってみたんですが、精神力と愛が足らなくて無理でした。
結局、セレクタープレート周りとモーターホルダー周りという負荷のかかる部分が根本的にダメだったんで多分無理です。

MASADA ACR 調整01


並行輸入版なのでデチューンされています。ここのショップにはスプリングカットで対応してもらいました。
……スプリング短すぎやしないか?

MASADA ACR 調整01


スプリングを抜いてから分解するので、マルイ系みたいにパカッ・びよーんってならないです。STAR/ARES等もこのシステムを採用しているっぽいですね。あ、マグプルACRって噂されている通りSTAR/ARES製なのかな?伝聞なので証拠能力は薄いですがが、STAR/ARESとACMとかの2系統の工場で製造されているとかないとか。ちなみにβプロジェクトのOEMはSTARだしね。

んで、分解してみました。

MASADA ACR 調整01


ギアとか軸受けとかを見てみるとグリスは適量です。加工精度も非常に高く、バリとか歪みとか存在しません。ギアのかみ合わせとかシム調整もしっかりしてあり、ギア鳴りとかも少ないです。

あとスイッチはマイクロスイッチ式です。これもSTAR/ARESと全く同じものが使われています。

MASADA ACR 調整01


スペックは15AのV型スイッチ常閉型です。作動に必要な力は1N(約0.1キログラム重)程度だと思われます。
寸法はオムロンのV-16-2A5などと互換性があります。(双投形のV-16-2A5だと、NCの端子に結線します)
ただし、作動寸法が若干違うようで、純正スイッチは押し込みの深さが1.6~1.8mm程度なのに対し、オムロン製のスイッチは1~1.2mmで作動してしまいます。
ですので、オムロン製のスイッチを入れた場合、トリガー中腹でスイッチが作動してしまい、トリガーとスイッチの接続部品がカットオフレバーで跳ね上げられない場所にあるためバーストする場合があります。なので、接続部品に0.5~0.7mm程度のプラ板でかさ増ししてあげることが必要になります。
あと、オムロンスイッチは作動に必要な力が1.96N(約0.2キログラム重)と、約2倍程度必要になるので、トリガーの引きバネを3巻くらいカットし、少し強めの力で押さえつける必要があります。

また、写真ではModify製のクァンタムピストンが入っていますが、オルガさんなどのブログで紹介されている通り、MASADA ACRのレールはタイト目に設計されているので、ピストンを加工しないとうまく作動しません。これは後の記事で書きます。

さて、カスタム本文に入っていくと長くなってしまうので、一回ここで休憩です。続きは次の記事に書きます。





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Posted by ネヴリン  at 16:26 │Comments(0)AEG (Assault rifle)

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