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ACRひとくちメモ - 2012年02月25日
こんばんは。ネヴリンです。
今から書く記事は自分用なので、人によっては全く有益な情報はありませんよ。
さて、今回はMASADA ACRの互換性とかその辺を書いていきます。
1. スプリングガイド
MASADA ACRのスプリングガイドは、脱着式の専用品で、公にはカスタムパーツのスプリングガイドはありません。特にスプリングカットしてSP側にカット面を押し付けると、SPガイドが削れてしまうことがあります。あと気持ち的にベアリングがついてる方が気持ちよさそうっていう人は涙目ですね。
そういうときにはARMY FORCE製ベアリング付スプリングガイドです。
(※2012/04/09追記「ACM製」と表記してありましたが、修正しました。)
ちなみに、これはARES製G36用で、というかARESも同じベアリング付SPガイドを出しているのでそっちをつけりゃいいじゃん!って話になりますが、ARES製は入手が困難状態なのでこっちにしました。品質は変わりません。
ただ、ガイド後ろのネジ穴が5mm(PTS製は4mm)なので、純正のでっかい鍋ねじが使えません。なので、
こんなふうにしました。
外形20mmのワッシャ、ローゼットワッシャ、クロモリ鋼TORXねじです。いずれも大きめのホームセンターで200円程度です。
ちなみにこれらのいずれか1つでも欠けると、純正のような“フタ”の機能がなくなりますので、注意が必要です。
2. スイッチ
いつぞやの記事でも紹介しましたが、寸法的には「V型マイクロスイッチ」と呼ばれるスイッチと互換性があります。国際メーカーの者であれば、オムロン製のV-16-1A5などが使えますが、作動寸法と作動荷重が異なりますので、要調整です。
純正スイッチは押し込みの深さが1.6~1.8mm程度なのに対し、オムロン製のスイッチは1~1.2mmで作動し、定格荷重も純正は100グラム重なのにオムロン製は200グラム重です。
調整しなければバーストするうえ、セミでトリガーを引いたとき特定位置でとめるとカットオフレバーが動かずにフルオートになります。
オムロンのスイッチを使うには、こんな感じでスイッチのかさ上げカスタムをします。
スイッチケースB(以下、「E44」という。)に、0.5mm厚のプラ板を切って接着しています。
E44は、プラ板の部分がスイッチのボタン(写真の赤い部品)とこすれながら移動するので、抵抗の少ないつるつるした素材が適しています。
なお、こうすると、E44の角度が変わり、トリガーレスポンスが致命的に悪くなります。
これに対処するには、スイッチスプリングをカットする必要があります。純正品だと1~2巻くらいカットして折り曲げるとよさげですが、これがなかなか手に入らない場合は、システマなどの市販のスイッチリターンスプリングを加工(システマ製だと5~6巻カット)したものを取り付けます。
せっかくだから、E44とカットオフレバーの動きを考察しておきましょう。
まず、①トリガーが引かれると軸を中心に②E44が倒れます。(スイッチは常閉型なので押してない状態で通電する)
次にギアが回転して、③セクター裏の突起がカットオフレバーを跳ね上げ、カットオフレバーがE44を押し上げてトリガーとの引っ掛かりを解除します。
これらによりセミオートが発射されます。
それゆえ、スイッチスプリングのテンションが弱いとバーストしたり、オムロンスイッチだとトリガー引いてないのに発射とかセミで撃ってるのにフルになっちゃうことが起きます。
なんにせよ、ACRの鬼門はこのE44の挙動にあるみたいです。
もしかしたら、「トリガーを”壊れるぐらい”強く引くと、セレクターがセミでもフルオートになってしまう」現象が確認されていますが、それもこの辺りにミソがあるかもしれませんね。
今から書く記事は自分用なので、人によっては全く有益な情報はありませんよ。
さて、今回はMASADA ACRの互換性とかその辺を書いていきます。
1. スプリングガイド
MASADA ACRのスプリングガイドは、脱着式の専用品で、公にはカスタムパーツのスプリングガイドはありません。特にスプリングカットしてSP側にカット面を押し付けると、SPガイドが削れてしまうことがあります。あと気持ち的にベアリングがついてる方が気持ちよさそうっていう人は涙目ですね。
そういうときにはARMY FORCE製ベアリング付スプリングガイドです。
(※2012/04/09追記「ACM製」と表記してありましたが、修正しました。)
ちなみに、これはARES製G36用で、というかARESも同じベアリング付SPガイドを出しているのでそっちをつけりゃいいじゃん!って話になりますが、ARES製は入手が困難状態なのでこっちにしました。品質は変わりません。
ただ、ガイド後ろのネジ穴が5mm(PTS製は4mm)なので、純正のでっかい鍋ねじが使えません。なので、
こんなふうにしました。
外形20mmのワッシャ、ローゼットワッシャ、クロモリ鋼TORXねじです。いずれも大きめのホームセンターで200円程度です。
ちなみにこれらのいずれか1つでも欠けると、純正のような“フタ”の機能がなくなりますので、注意が必要です。
2. スイッチ
いつぞやの記事でも紹介しましたが、寸法的には「V型マイクロスイッチ」と呼ばれるスイッチと互換性があります。国際メーカーの者であれば、オムロン製のV-16-1A5などが使えますが、作動寸法と作動荷重が異なりますので、要調整です。
純正スイッチは押し込みの深さが1.6~1.8mm程度なのに対し、オムロン製のスイッチは1~1.2mmで作動し、定格荷重も純正は100グラム重なのにオムロン製は200グラム重です。
調整しなければバーストするうえ、セミでトリガーを引いたとき特定位置でとめるとカットオフレバーが動かずにフルオートになります。
オムロンのスイッチを使うには、こんな感じでスイッチのかさ上げカスタムをします。
スイッチケースB(以下、「E44」という。)に、0.5mm厚のプラ板を切って接着しています。
E44は、プラ板の部分がスイッチのボタン(写真の赤い部品)とこすれながら移動するので、抵抗の少ないつるつるした素材が適しています。
なお、こうすると、E44の角度が変わり、トリガーレスポンスが致命的に悪くなります。
これに対処するには、スイッチスプリングをカットする必要があります。純正品だと1~2巻くらいカットして折り曲げるとよさげですが、これがなかなか手に入らない場合は、システマなどの市販のスイッチリターンスプリングを加工(システマ製だと5~6巻カット)したものを取り付けます。
せっかくだから、E44とカットオフレバーの動きを考察しておきましょう。
まず、①トリガーが引かれると軸を中心に②E44が倒れます。(スイッチは常閉型なので押してない状態で通電する)
次にギアが回転して、③セクター裏の突起がカットオフレバーを跳ね上げ、カットオフレバーがE44を押し上げてトリガーとの引っ掛かりを解除します。
これらによりセミオートが発射されます。
それゆえ、スイッチスプリングのテンションが弱いとバーストしたり、オムロンスイッチだとトリガー引いてないのに発射とかセミで撃ってるのにフルになっちゃうことが起きます。
なんにせよ、ACRの鬼門はこのE44の挙動にあるみたいです。
もしかしたら、「トリガーを”壊れるぐらい”強く引くと、セレクターがセミでもフルオートになってしまう」現象が確認されていますが、それもこの辺りにミソがあるかもしれませんね。