当ブログは、ユーザー主導でエアソフトガン業界を発展させることを最終目標に掲げるウェブサイトです。
読者様へ情報提供を行うため、私が経験したことや設計した成果物は
可能な限りオープンソース、コピーレフトで公開いたします。積極的にご活用ください。
また、本ブログは色覚に制限がある読者様のために、
赤色と緑色の文字を意図的に避けて記述しています。読みづらいとは存じますが、どうかご理解ください。
BetaProject PMAG アウトレット - 2012年05月02日
おはようございます。ネヴリンです。
艱難辛苦、紆余曲折を経て、BetaProjectのPMAGを2本配備しました。
今までの経緯。
なんかMASADA GBBキットが届きそうな今日この頃だというのに、私は実は長物GBBをまったく持っていないという超初心者であります。
でも、MASADA GBBキットってマガジンついてないんですってよ。
当然、長物GBB初心者の私はガスマグなんて持ってなかったわけですよ。
仕方がないのでとりあえず近所のFIRSTへ。
作動不良多発で有名なBetaProject“以外”のWAM4互換マグを狙って買い物に行きました。
で、店頭にて。
なんと、GWセールをしてるじゃないですか。しかもアウトレット市をしてました。(行ったのは4/29です)
そこにぽろっと転がっていたのが評判のよくないBetaProject製PMAGでした。しかも1本2400円。
値段的にはキてるものだったんですが、事前調査でのイメージが……。
ということで、これキープしつつ、店内の別マグを探し回りました。……が、これ以外だと同社のEMAGくらいしか置いておらず。中身は同じなので、こうなれば値段の安いアウトレットPMAGでいいや、ということでキープしてたものを購入してきました。
合計3本購入です。
アウトレット品には紙テープが張ってあって、その上にどんな理由でアウトレットなのかが書いてありました。
私が買ったものは、「ガス漏れあり、エンドプレートロック破損」とか「ガス漏れあり、上部ねじ欠落」などのものを選びました。ぶっちゃけ外装なんていつか壊れるので外装は気にしないのです。
その後帰宅して。
さっそく問題のPMAGをばらかします。このマガジンは初めての分解です。
なお、ネットをみると色々答え(手順)は載ってますが、最初から答えがわかってる分解なんて楽しくないので何も見ずにやりました。
まずは、ガスルートパッキンの固定プレートとピンを外し、内部のガスタンクを引き抜く作業をしました。
上に引き抜くんだと思って、引っ張ったらいろいろ壊れました。(正解は下から抜くそうです)
ま、これなくても作動に支障ねーやと放置で次のステップへ。
エンドプレートを止めているプラの突起パーツです。
私が買ったアウトレットは、3本中3本ともここが破損していました。
それもそのはず、エンドプレートを外すにはこの部品のボタン部分を押し込みながら解除する必要があるんですが、プラの反発テンションを利用した構造のため、手荒く押し込むと折れるようです。これくらいスプリング使えよ……ってツッコミしたくなる構造ですね。
2つは左右のはね?が折れていただけなので、整形してスプリング式にしましたが、残りの1つはボタンの真ん中からボッキリなってました。こうなると救いようがありません。
ここまでで外装に係る部品は終わりだと思います。
次は内部です。
手始めにガスバルブを外しました。一応KSCのバルブレンチを持っていたのでさくっとできました。
このバルブ、マガジン3本とも、黄色いネバネバしたグリスのよーな接着剤のよーなものでギトギトに汚れておりました。そのせいかバルブがスプリングのテンションでは閉鎖されません。ガス漏れはこのせいか……。
なのでとりあえずブレーキクリーナーで洗浄しました。
この際、バルブ3つのうち1つの「Eリング」を紛失してしましました。
なので、3つのうち1つ(写真のやつ)は組み立てられませんw
また、バルブシャフトのOリングも1つの個体だけ径が太いものがあり、シリコングリス等で潤滑しても閉鎖不良を起こします。
ほかの2つを活かすために、Eリングを失くしたバルブに不良品を集中させるってことに決定。
まあ1本2400円のアウトレットだし、3本のうち2本が残れば上出来ってことで。
また、3本のうち1本は、Oリングがねじれて挿入されており、そこからもガス漏れを起こしていました。ねじれを治すためにいったん外してみると、Oリングがスタズタになっていたので、ストックしていた見た感じ同じような寸法の水道用パッキンに交換しました。気密取りのためOリングの周りにシールテープや高粘度シリコングリスなどを塗布しました。
注入バルブもチェックしてみると、ねじ山にガスタンク側の金属粉が多く付着していたので、洗浄してからシリコングリスを塗布しました。
ここまで手間をかけて、3本中2本が復活を遂げるまでに至りました。
さて、ここまでは基本メンテですが、ここからカスタムです。
今までのうろ覚えでいくと、「ガスルートパッキンがぶ厚すぎる」「フォロアーの形状が悪くて、最終弾が撃てずボルトストップがかからない」「リップ部分にBB弾が引っかかってチャンバーにBB弾が入っていかない」などの問題があるようです。
ガスルートの厚さはMASADA GBBキットが届いてから調整するとして、残り2つはあらかじめやっておくことにしました。
フォロアーの形はWEB上にもそこそこ記事が出ていました。要は、「マガジンリップ内に押し付けられる位置にしつつ、BB弾をなるべく中央上寄りにする」改造をすればよいみたいです。
リップの形の変更も、デフォルトではリップ内部前側のカーブがきつく、BB弾がスムーズに押し出されないらしいので、その「カーブを緩める加工をする」ようです。
いずれも細めの丸棒やすりとサンドペーパーで加工しました。、
GBB実機がないので何とも言えませんが、6角レンチなどでBB弾を押しだしてみると、加工前に比べて格段に弾の出が良くなったので、もう1つのマガジンも同様の加工をしました。
今回の調整とカスタムはかなり軽作業だったので楽でした。
あとは実機に合わせてすり合わせをするだけですが、聞くところによるとMASADA GBBキットはどうしようもなくダメっ子らしいので骨が折れそうです。
今からハラハラしても意味ないので、今日はこれくらいにして寝ます。
ではー。
艱難辛苦、紆余曲折を経て、BetaProjectのPMAGを2本配備しました。
今までの経緯。
なんかMASADA GBBキットが届きそうな今日この頃だというのに、私は実は長物GBBをまったく持っていないという超初心者であります。
でも、MASADA GBBキットってマガジンついてないんですってよ。
当然、長物GBB初心者の私はガスマグなんて持ってなかったわけですよ。
仕方がないのでとりあえず近所のFIRSTへ。
作動不良多発で有名なBetaProject“以外”のWAM4互換マグを狙って買い物に行きました。
で、店頭にて。
なんと、GWセールをしてるじゃないですか。しかもアウトレット市をしてました。(行ったのは4/29です)
そこにぽろっと転がっていたのが評判のよくないBetaProject製PMAGでした。しかも1本2400円。
値段的にはキてるものだったんですが、事前調査でのイメージが……。
ということで、これキープしつつ、店内の別マグを探し回りました。……が、これ以外だと同社のEMAGくらいしか置いておらず。中身は同じなので、こうなれば値段の安いアウトレットPMAGでいいや、ということでキープしてたものを購入してきました。
合計3本購入です。
アウトレット品には紙テープが張ってあって、その上にどんな理由でアウトレットなのかが書いてありました。
私が買ったものは、「ガス漏れあり、エンドプレートロック破損」とか「ガス漏れあり、上部ねじ欠落」などのものを選びました。ぶっちゃけ外装なんていつか壊れるので外装は気にしないのです。
その後帰宅して。
さっそく問題のPMAGをばらかします。このマガジンは初めての分解です。
なお、ネットをみると色々答え(手順)は載ってますが、最初から答えがわかってる分解なんて楽しくないので何も見ずにやりました。
まずは、ガスルートパッキンの固定プレートとピンを外し、内部のガスタンクを引き抜く作業をしました。
上に引き抜くんだと思って、引っ張ったらいろいろ壊れました。(正解は下から抜くそうです)
ま、これなくても作動に支障ねーやと放置で次のステップへ。
エンドプレートを止めているプラの突起パーツです。
私が買ったアウトレットは、3本中3本ともここが破損していました。
それもそのはず、エンドプレートを外すにはこの部品のボタン部分を押し込みながら解除する必要があるんですが、プラの反発テンションを利用した構造のため、手荒く押し込むと折れるようです。これくらいスプリング使えよ……ってツッコミしたくなる構造ですね。
2つは左右のはね?が折れていただけなので、整形してスプリング式にしましたが、残りの1つはボタンの真ん中からボッキリなってました。こうなると救いようがありません。
ここまでで外装に係る部品は終わりだと思います。
次は内部です。
手始めにガスバルブを外しました。一応KSCのバルブレンチを持っていたのでさくっとできました。
このバルブ、マガジン3本とも、黄色いネバネバしたグリスのよーな接着剤のよーなものでギトギトに汚れておりました。そのせいかバルブがスプリングのテンションでは閉鎖されません。ガス漏れはこのせいか……。
なのでとりあえずブレーキクリーナーで洗浄しました。
この際、バルブ3つのうち1つの「Eリング」を紛失してしましました。
なので、3つのうち1つ(写真のやつ)は組み立てられませんw
また、バルブシャフトのOリングも1つの個体だけ径が太いものがあり、シリコングリス等で潤滑しても閉鎖不良を起こします。
ほかの2つを活かすために、Eリングを失くしたバルブに不良品を集中させるってことに決定。
まあ1本2400円のアウトレットだし、3本のうち2本が残れば上出来ってことで。
また、3本のうち1本は、Oリングがねじれて挿入されており、そこからもガス漏れを起こしていました。ねじれを治すためにいったん外してみると、Oリングがスタズタになっていたので、ストックしていた見た感じ同じような寸法の水道用パッキンに交換しました。気密取りのためOリングの周りにシールテープや高粘度シリコングリスなどを塗布しました。
注入バルブもチェックしてみると、ねじ山にガスタンク側の金属粉が多く付着していたので、洗浄してからシリコングリスを塗布しました。
ここまで手間をかけて、3本中2本が復活を遂げるまでに至りました。
さて、ここまでは基本メンテですが、ここからカスタムです。
今までのうろ覚えでいくと、「ガスルートパッキンがぶ厚すぎる」「フォロアーの形状が悪くて、最終弾が撃てずボルトストップがかからない」「リップ部分にBB弾が引っかかってチャンバーにBB弾が入っていかない」などの問題があるようです。
ガスルートの厚さはMASADA GBBキットが届いてから調整するとして、残り2つはあらかじめやっておくことにしました。
フォロアーの形はWEB上にもそこそこ記事が出ていました。要は、「マガジンリップ内に押し付けられる位置にしつつ、BB弾をなるべく中央上寄りにする」改造をすればよいみたいです。
リップの形の変更も、デフォルトではリップ内部前側のカーブがきつく、BB弾がスムーズに押し出されないらしいので、その「カーブを緩める加工をする」ようです。
いずれも細めの丸棒やすりとサンドペーパーで加工しました。、
GBB実機がないので何とも言えませんが、6角レンチなどでBB弾を押しだしてみると、加工前に比べて格段に弾の出が良くなったので、もう1つのマガジンも同様の加工をしました。
今回の調整とカスタムはかなり軽作業だったので楽でした。
あとは実機に合わせてすり合わせをするだけですが、聞くところによるとMASADA GBBキットはどうしようもなくダメっ子らしいので骨が折れそうです。
今からハラハラしても意味ないので、今日はこれくらいにして寝ます。
ではー。
PTS純正 MASADA GBB?
MASADA GBB 作動性向上計画①
MASADA GBB インプレ その2
MASADA GBB インプレ その1
PTS MASADA ACR GBB
ACRトリガー
MASADA GBB 作動性向上計画①
MASADA GBB インプレ その2
MASADA GBB インプレ その1
PTS MASADA ACR GBB
ACRトリガー
P子は手の掛かる子なのでそれなりの覚悟が必要です
我が家のP子は4本買って二コイチ、三個イチを繰り返した結果、現在生存確認が取れているのは1本だけですwオイオイ
例の機密取部分Oリングのオイルを切らさなければ延命出来るようです
キット到着楽しみですね ぜひ情報交換をお願い致します
障害があるほど燃えるってやつですよw
ちょっとお尋ねしたいのですが、MASADA GBB用にどのマガジンを使ってらっしゃいますか?
ボルト周りのすり合わせなども考えると一概に議論するのもヘンですが、参考までに教えてください。
幾分GBBはノウハウが全くないので^^;